KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2025 FINAL DAY

ファイナルデーの朝はほぼ無風か微弱な北西風でコンディションは問題なく、ウネリは昨日よりやや弱まりコシくらいのブレイクとなっている。

本日はJPBAのメンズQFから7:30にスタート。そして、イベント会場ではスケートボードの体験会やソリ滑りやスノーボード体験ができるエリアが登場する。今日、北泉海岸に雪が降る?!

それではボディボードからスタート!

ヒート1では近藤義忠が1位、2位は西尾ユキヒロがラウンドアップし、ヒート2では1位小林洋輔、2位は蛭間拓斗、ヒート3では若手の加藤優来が1位、横田彰宏、ヒート4は瀬川俊輔が1位、2位には粂総一郎がそれぞれラウンドアップした。

JPBA特設サイト

続いてボディボードのウィメンズSFへ。

ヒート1は刀根真由美が1位、2位には我孫子咲良、ヒート2は1位西村優花、2位は相田桃となった。

風はサイドオンショアが吹き始めるがコンディションへの影響は少なく、ウネリはやや強まり高さが出てハラ〜ムネくらいのサイズとなってきた。

続いてボディボードのメンズSFへ。

ヒート1は粂総一郎、2位近藤義忠となり、ヒート2は西尾ヨシヒロと瀬川俊輔がラウンドアップし、ファイナルへ進んだ。

そしてサーフのウィメンズのSFへ進む。

ヒート1は松野杏莉と川瀬心那の2名。ファーストウェイブは松野が乗り、2.83をマーク。

序盤は苦戦した川瀬が6.00のライドを見せ、その後は安定してポイントを出し勝ち上がった。

ヒート2は鈴木莉珠と後藤夏子。

鈴木は手堅く2本をまとめ、追いかける後藤を振り切り鈴木がファイナルへ駒を進めた。

続いて、サーフィンのメンズSF、ヒート1は鈴木仁と川俣海徳で、今大会の覇者同士のヒートは鈴木が川俣を抑えファイナルへ。

そして、ヒート2は鈴木一歩と渡辺壱孔の若手ヒート。どちらもエアーが得意な二人。エアー合戦になるのだろうか?ヒートは渡辺が終始リードし、ラストで鈴木も5.17を出して差を詰めるがそのままファイナルへ駒を進めた。

BBのウィメンズファイナルは、刀根 真由美、西村 優花、我孫子 咲良と相田 桃の4名。現在ランキングの上位が残ったファイナルはクロスヒートになり誰が勝ってもおかしくない状況。見応えのあるヒートを制したのは刀根となった。

BBメンズのファイナルは、粂 総一郎、西尾 ヨシヒロ、近藤 義忠と瀬川 俊輔の4名。こちらは現在ランキング1位と3位の近藤と粂の争いとなり、現在3位の粂がハイエストの7.50をマークして詰め寄る近藤を抑え優勝した。

BBメンズ優勝の粂総一郎
BBウイメンズ優勝の刀根真由美

そしてサーフのファイナルへ。

ウィメンズのファイナリストは、QS宮崎でも優勝した好調の川瀬 心那と鈴木 莉珠。バックサイドで本数を乗る鈴木だが、イマイチポイントが伸びず、川瀬は落ち着いて波を選び2本目に4.83をマークしてリードすると、5本目に5.77を出して差を広げる。鈴木も5本目に4.47を出しさを詰めラストライドに賭けるが、5.03を一歩及ばずヒート終了。川瀬の優勝が決まった。

優勝しNo.1となった川瀬心那

MENSのファイナリストは、前回覇者の鈴木 仁と渡辺 壱孔。双方エアーの得意な選手で、波の状況&風もエアーに適した状況。渡辺は終始エアーを狙い、1本目から6.00をマークすると、4本目に高さのあるフルローテーションのエアーを決め、8.33のエクセレントを出して差を広げる。一方の鈴木はなかなかエアーが出せず、リップ系でライディングを重ねるが、イマイチポイントが伸びず、ヒート終了へ。渡辺の優勝となった。

ファイナルを制した渡辺壱孔
サーフィンメンズ優勝の渡辺壱孔(左)、2位の鈴木仁
サーフィンウィメンズ優勝の川瀬心那(左)、2位の鈴木莉珠
BBメンズのファイナリスト左から、粂総一郎、2位近藤義忠、3位西尾ヨシヒロ、4位瀬川俊輔
BBウィメンズファイナリスト、左から刀根真由美、2位西村優花、3位我孫子咲良、4位相田桃

このサーフィン、BBコンテストが行われている中で、イベントエリアではキッズへのスケートボードスクールや、ソリ滑りやスノーボード体験が行われていた。

なぜかスノーマシンが稼働し始めると晴れてきた(溶けちゃう〜)

スノーボード会場では、スノーマシンにより雪を降らせ、滑走面を作り子供たちが笑顔で季節外れの雪を楽しんでいた。

そしてステージイベントとして地元のフラチームによるフラダンスも披露された。

これで3回目を迎えたKITAIZUMI SURF FESTIVALのすべてのイベントが無事終了し、これからもこのイベントを続けていく事を誓い幕を閉じた。

BACK TO OCEAN!

 

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